栄養点滴

当院では「高濃度ビタミンC点滴」、「マイヤーズカクテル点滴」および「グルタチオン点滴」を行っております。

当院で行う点滴の詳細は点滴療法情報サイト」をご覧下さい。

高濃度ビタミンC点滴

ビタミンCは水溶性のため、口から摂取しても多くは尿として排出されます。

一気に血中濃度を高める事で様々な効能を発揮することが期待されます。

期待される効能

歯科
  • 歯周病、口内炎の治療や予防
  • 外科処置後の創傷治癒促進
  • 皮下内出血改善など
全身
  • 抗酸化作用(活性酸素除去)
  • コラーゲン生成促進(美肌効果)
  • 免疫力向上(感染症予防)
  • 疲労回復効果など
ちょっと一言

コラーゲン生成にビタミンCは必須。
お肌の事と思われがちですが、歯を支持する歯周組織もコラーゲンにより作られます。
矯正治療やインプラント治療の前後にも有効活用出来ます。

副作用について

  • 穿刺による内出血、血管痛が起きることがあります。
  • まれに頭痛、吐き気、低血糖症状を生じることがありますが、点滴速度の調整などで改善されます。
  • 一時的に口渇感が出現し、排尿が頻回になることがあります。
  • G6PD欠損症がある場合は溶血を起こすことがあります。
    (25gご希望の方は事前に検査が必要)
  • 心疾患、腎臓疾患や糖尿病、甲状腺疾患など持病をお持ちの方は担当医にご相談下さい。 
法定記載事項
  1. 本治療は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、医療保険制度は使用不可です。自由診療となります。
  2. 高濃度ビタミンC点滴用の製剤は薬機法上の承認を得ていません。
  3. 当院はビタミンC点滴製剤を国内の仲介会社から入手しています。
  4. 高濃度ビタミンC製剤は厚生省が承認しているものではありません。
  5. 諸外国における安全性等に関わる情報の開示:重大な副作用は報告されていませんが、未知のリスクの可能性はあります。
  6. 公的救済制度の適用はありません。

マイヤーズカクテル点滴

マイヤーズとはアメリカの開業医、John Myers医師の名前です。実績と歴史があります。

ビタミンB類が主で、正常な生理的反応を進めるために必須のビタミン、ミネラルによって、栄養学的、薬理学的効果が期待されます。

期待される効能

歯科
  • 歯周病、口内炎、口唇アフタの治療や予防
  • 外科処置後の創傷治癒促進
  • 術後の知覚異常(しびれ、麻痺)の改善効果
  • アレルギー症状、歯科心身症改善など
全身
  • 慢性疲労
  • 気管支喘息
  • 偏頭痛
  • 耳鳴り
  • 線維筋痛症
  • アレルギー疾患
  • 二日酔いなど
ちょっと一言

私達人間は、ATPというエネルギーを作り出して日々活動しています。
このATPを作り出す為の生理反応を進めるため、このビタミンB群が様々な場で必要なのです。

副作用について

  • 穿刺による内出血、血管痛が起きることがあります。
  • マグネシウムやカルシウムによって熱感を感じることがありますが、投与速度の調整で改善します。
  • 点滴ではほとんど生じませんが、マグネシウムの急速静注は低血圧、失神を誘発することがあります。静注を止めることで改善します。
  • 持病をお持ちの方は担当医にご相談ください。
法定記載事項
  1. 本治療は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、医療保険制度は使用不可です。自由診療となります。
  2. 国内承認薬を保険適応外で使用するため、各医療機関が製品卸しメーカーより入手しています。又、ビタミンB群配合試薬については国内の仲介会社から入手しています。
  3. 本治療に使用出来る同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
  4. 諸外国における安全性等に関わる情報の開示:重大な副作用は報告されていませんが、未知のリスクの可能性はあります。
  5. 公的救済制度の適用はありません。

グルタチオン点滴

グルタチオンは体内に存在する抗酸化物質の一つで、グルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸からなる化合物です。

メラニン生成の抑制と還元作用、老化などの原因物質である活性酸素の除去や、体内に蓄積された毒素・老廃物の解毒作用もあります。グルタチオンの作用により、白玉点滴とも言われています。

期待される効能

歯科
  • 歯周病、口内炎の治療や予防
  • 歯肉色素沈着の改善
  • 重金属のデトックスなど
全身
  • 抗酸化作用
  • 抗アレルギー作用
  • 免疫力改善作用
  • 解毒作用(薬物中毒、化学物質の暴露)
  • 重金属デトックス効果
  • 美白美肌効果
  • パーキンソン病改善効果など

副作用について

  • 穿刺による内出血、血管痛が起きることがあります。
  • 稀に頭痛や吐き気が出ることがありますが、投与中止により改善します。
法定記載事項
  1. 本治療は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、医療保険制度は使用不可です。自由診療となります。
  2. 国内承認薬を保険適応外で使用するため、各医療機関が製品卸しメーカーより入手、又は海外のメーカーから歯科医師の個人輸入により輸入しています。
  3. 本治療に使用出来る同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
  4. 諸外国における安全性等に関わる情報の開示:重大な副作用は報告されていませんが、未知のリスクの可能性はあります。
  5. 公的救済制度の適用はありません。